2013/01/23

京都での暮らしなおし-京都移住茶論を終えて-



HOTEL ANTEROOM KYOTO

先日1月20日(日)に、京都移住茶論の2回目を行いました。

京都移住茶論については、以前のエントリーよりご覧ください。 当日のプログラムや様子を少しばかりまとめてお伝えしていきます。

今回は参加人数が約40名と多かった為、事前アンケートを実施しました。



来場者の属性


・移住者が全体の2/3




・Iターン者がUターン者の倍以上


・移住してきて5年以内が9割以上


・岡山以西からの移住者は0名

・男女の参加率は半々、年齢層の中心は、20代後半〜30代前半といったところ



プログラム


●人を知る、場を知る。

●京都デモクラシー

●みんなのテーマで話そう

食事もこちらで用意をさせて頂き、終始なごやかな感じでプログラムを
終えることができました。事後アンケートの内容も良かったので一安心。

会場はアンテルーム内のレストランスペース






40人前の食事を準備をしてくれたメンバーに感謝

































企画の段階でおそらく一番考えたのが、最初のグループワークだったので、そちらについて書いてみようと思います。(グループワークといってもご飯たべながらのゆるい感じ)


人を知る、場を知る。

・現在の住まい毎にグループ分け












京都市には北区、上京区、右京区といった行政区が11個あります。そのエリアが同じ方と一緒のテーブルに分かれ、それ以外の京都市外、他府県といったグループを作ってもらいました。
移住を考える人の質問で、最も多かった問いを一緒に考えるワークを行いました。 その問いというのが、


「京都で暮らすのならどこがいいですか?」


初対面同士のテーブルも多かったので、同じ区のどこに住んでいるのか?何をしているのか?といった事を共有して、身近に暮らす人をお互いがしってもらうと同時に、その場所で暮らすことの魅力を、移住を考えている方に向けて考えて、伝える時間となりました。

発表は司会の立場から聞いていても、それぞれのエリアで特色があり、人それぞれの違った価値観を持って(特にIターンの方は)その場所を選んでいるように思えました。 特に同じエリアを選ぶ人は、何かしら大事にしたい事とかが似ているような気がします。(特に左京区グループのゆるい感じが際立っていました) 発表半ばからは、対抗意識が生まれたのか、どんどん発表が白熱する場面も。







































①どんなひと達が京都で暮らしているのか?(人を知る)

②住まう地域のどんな所が魅力なのか?(場を知る)



このワークを通じて、一緒に探っていきたかった事としては、以上の二つでした。
人数と時間の都合上、表面的なところの話になってしまうところもありましたが、今後の移住茶論を企画する上で、まだまだ改善の余地のある企画でした。 以下のような嬉しいコメントも頂き、引き続き企画をブラッシュアップしていきます。






移住を考える人を想うことで、日々の暮らしの中で新しい京都を再発見する。

そういう声をひとりひとりが発する機会を通じて、足下の暮らしを見つめ直すことで日々の暮らしの奥行きが広がり、普段目にする景色の解像度は高くなるように思う。そんな「暮らしなおし」をするような仲間が集うのが、移住茶論の新たな役割のように思えて嬉しい。

観光体験のひとつとして着物を着ることや、陶芸をすることなどもあってもいいけれど、特別なことでなく日常的に起こりえる可能性があるのが、ここで暮らすという事。

そういうものの本物に出会える機会を、この仲間と楽しんでいくことができるし、暮らしが豊かになるようなアイデアをひとつひとつ形にしていく計画をしていきたい。

そうしてIターンやUターンといった移住組が、京都で楽しく豊かに暮らしをしていく。
それが、これから京都に移住をしようと思うひと達にとっての光になると思う。
次回の2月は、お互いのことをもっとよく知れる人数(10名〜15名)で予定しています。ご興味ある方は、京都移住計画のfacebookページをフォローください。


今回ご利用させて頂きましたHOTEL ANTEROOM KYOTOのスタッフ(上田さん)にも開催に際して、色々とご相談にのって頂き、特別の配慮を頂きました。ありがとうございました。素敵な場所ですので、ご興味ある方は、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

HOTEL ANTEROOM KYOTO