少し活動に関わっているイベントをシェアさせてもらいます。
世界をひろげるトラベルフェスタと題しまして、「旅」をテーマにした対話型のイベントが京都で開催されます。11月11日のポッキーの日は是非、旅Daysへ☆
かくいう僕もアジア中心ですが、一人旅を半年間程していたり、ゲストハウスでバイトをしていたりと、旅については思うところもあったりします。
という事で今回は「旅」について書いてみようと思います。
■旅と旅行の違い
そもそも旅と旅行の違いって何でしょうか？
ある辞書によると、
「旅行」
・ふだん生活している所からしばらく離れて、遠隔地へ赴くこと。
「旅」
・指し当たっての用事ではないが、判で押したような毎日の生活の枠からある期間離れて、
ほかの土地で非日常的な生活を送り迎えること。
・指し当たっての用事のために遠隔地に赴くこと。
と書かれています。
旅行が、とりあえず「遠隔地へ赴くこと」に力点が置かれている反面、
旅は「ある程度の期間」や「非日常的な生活を送ること」を意図している気がします。
「旅に出る」と言って、2泊3日でハワイへ行ったりすると違和感を覚えます。
他にも調べていると、なるほどと、納得するものがありました。
「旅行」は、出発から帰着までの行程、泊る場所目的地が決まっているもの。
「旅」は、行き先や帰りを想定しない、泊る場所や目的地は行動をする上で決まる。
「旅行」は、最初から目的が決まっている。
「旅」は、そのプロセスの中に目的を見つける。
と、人それぞれでいいとは思いますが、前提としての旅行と旅の違いがあります。
■自分探しで旅に出る意味
転職の相談や人生相談でも度々耳にする「自分探し」についても、旅は重要な意味を持ちます。
そんな自分探しの旅で、よくある勘違いとしては、非日常に飛び込むだけで、
何か凄い経験をしてきた、とか自分探しができたような錯覚に陥ることです。
自分探しにおいては、先の旅行と旅の違いにもあったように、
行った場所（目的地に到着する事）が重要なのではなく、
その中で目的を見つけること（意味付けができたか）という事が重要です。
行った場所（目的地に到着する事）が重要なのではなく、
その中で目的を見つけること（意味付けができたか）という事が重要です。
自分探しとは、対面する人や環境を通じて、「自己を見つめ直すこと」だと思います。
一人旅に出ると、そういったチャンスは確かに多いのは事実です。
些細なことだと道を聞くこと、旅先で出会った人と一緒にご飯を食べること、全く違う国の文化に触れること、貧困や差別や環境問題などの社会問題に触れること等を通じて、知らず知らずに日本とその国を比較したり、目の前にいる外国人と相対する事で日本人である自分を強く意識するものです。
これは日本という国にいると、中々感じる事が少ない感覚であるのは間違いありませんが、一過性の気づきでは余りにも勿体ないですし、総論で日本は○○だとか、日本人は○○な傾向がある、といった簡単な言葉でまとめてしまうのでは軽薄な気がします。
そういった経験を、どれだけ自分事に落とし込む事ができるかが重要です。
「日本人は○○だ」と言う前に「自分はどうなんだ？」と問いかけてみましょう。
そんな自問自答こそが、自分探しのはじまりではないでしょうか。
書き出すと色々あるので、前編という事で、ここらへんで一区切りにします。
偉そうな事を言いましたが、11月11日のイベント当日は、
様々な立場から世界を見て回って来たゲストの方々を迎えて、
トークライブなども予定されていますので、もっと面白いお話が聞けると思います。
キッカケとチャンスが盛り沢山のイベントになるよう準備中ですので、
ちょっとでも興味のある方は是非足を運んでみてください。
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